絵とは、その描く人の心情をよく表すものだと思う。 悲しいときに描くと絵も悲しく見え、楽しい気分のときは明るく感じる。 その時々の想いを絵に残せたらと思う。 以前に描いた数十枚の絵を見る度にその時々の事が想い出される。 人生の絵日記を残すつもりでこれからも描いてゆきたい。 昭和58年7月 植田 久男